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老後は働く
2019-11-19
2019年の「家計の金融行動に関する世論調査」で老後の生活資金を「就業による収入」で
稼ぐと答えた世帯は、48.2%ありました。
2007年以降で最高の割合です。また、老後の生活資金源に関する質問では、8割の方が「公的年金」
と答えています。
年金はあてにしているものの、足りないのではないかと思っているということです。
日本では、平均寿命が男性81歳・女性87歳、年金受給開始年齢の65歳時点での
平均余命は、男性約20年・女性約25年。
まさに、人生100年時代ということです。最近、70歳まで働くという方もちらほら
耳にするようになりました。
しかし、就業意欲があっても健康でなければ働くことはできません。
最近では、健康寿命というものが注目されるようになっています。
現時点では、平均寿命と健康寿命の間に大きな乖離があります。
長生きしても、健康ではないということです。
確かに、年金が将来減額される可能性は高いです。
そのためには、70歳まで年金を受給せずに遅らせることで、受給額を増やすなどの
工夫が求められます。
いずれにしても、日々の食生活や生活習慣を改め「健康」を意識することが
老後を豊かに過ごすためには、必要不可欠です。