旬な経済ネタブログ
プライミング効果
2019-11-16
プライミング効果という言葉があります。
私は、これを普段とても意識しています。
プライマーという情報を相手に与えることで、その情報によって、人の選択するものが
変わる効果をプライミング効果と言います。
「ピザ」と10回言ってもらい、「肘の部分」を指さして、「ここは?」と問いかけると
「膝」と答えてしまう、これがプライミング効果です。
何故、私がこれを普段意識しているかというと、大事な保険の話(大切なものを守るため
あるいは自分自身を守るための話)をしないといけないからです。
お客様と話をする場面は、さまざまで、仕事帰りやお休みの日の貴重なプライベートの時間を
割いて、保険の話をさせていただきます。
普段から、自身にとっての大切な人は誰なのか、その人をどのように守らないといけないのか
等、忙しい日常の中では常に考えることはできません。
そんな中で、急に保険の話をすると、保険料にばかり目が行ってしまい、お客様にとって本当に必要な
保障や補償が見落とされる可能性があるからです。
お客様とお会いした際には、すぐに保険の商品の話をするのではなく、自身のとっての大切な人
を頭の中でイメージしやすいように、意識して会話をしています。
また、言葉だけではありません。
表情や仕草も重要なプライマーです。大切な人を守る話をするのに、表情が真剣でなければ
お客様の心は動かせません。
いざという時にしか必要性を感じないのが保険です。
だからこそ、いざという時に何が必要なのか、何を守りたいのか、お客様と真剣に向き合い
話を聞くことこそ一番重要なことだと思います。