旬な経済ネタブログ
インフレ税
2022-08-22
・・・。今日のタイトルは、聞きなれない言葉だと思います
日本も含め世界各国、自国の経済等をより良いものにするため
「借金」をしています。
この借金は主に国債を発行して行います。
国債の買い手は主に銀行や保険会社などの機関投資家。
私たちが銀行に預けたお金で国債が買われていますので
よく「国の借金は国民からしている」と言われています。
日本の借金は1,000兆円を超え、GDP比で200%
を超える状態になっています
実は、この借金がインフレが起きれば、額は同じでも実質的には
少なくなっているのです
つまり、インフレが起きればその分だけ借金は棒引きされているということになります。
これが、「インフレ税」です。
銀行口座に預けているお金は、インフレが起こる度に政府によって
「知らない間に」吸い上げられている・・・。
日本では、つい最近までデフレの状態が続いていて、インフレとは
ほど遠い状態にありました。
なので、インフレに対する危機感は低いし、あまり生活の中で意識することは
ないのかもしれません。
しかし、「知らない」のと「知っている」とでは、雲泥の差が生じます。
どう対策すべきか???
資産運用の大切さが分かりますね